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麻生財務相、テレ朝記者と応酬 ワシントンでもセクハラ問答

 福田淳一財務事務次官のセクハラ疑惑を巡って、訪米中の麻生太郎財務相が19日(日本時間20日午前)、記者団の取材に応じた際、女性社員の被害を公表したテレビ朝日の記者と応酬した。記者から進退について問われ、「考えていない」とぶっきらぼうに返答。同局が財務省に提出した抗議文については「もう少し大きな字で書いて」と注文をつけた。

 麻生氏は米首都ワシントンで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席し、現地で取材に対応。セクハラ疑惑を巡って福田氏と主張が対立するテレビ朝日の記者から「セクハラ問題について伺います」と切り出されると、質問の途中で「まず(G20の)話をしたほうがいいんじゃねえか」と相手に鋭い目を向けた。指摘を受けた記者が一呼吸置いてから「テレビ朝日は会見をして…」と質問を続ける姿を見て、苦笑いで「無視か」とぼやいた。

 テレ朝が財務省に抗議文を提出したことについては「しっかり受け止めないといけない」と神妙な表情。一方で、目を通したかと聞かれると「抗議文は一枚紙で書いていた。もう少し大きな字で書いてもらった方が見やすいなと思った程度に読んだ」と述べ、抗議をちゃかしたとも受け取れる言葉を口にした。

 さらに、野党から辞任要求されていることに踏み込まれると、そっぽを向いて「考えてません」と辞任を否定。次官を任命した責任については「(週刊誌で)報道されている内容が事実かどうか定かではない」と強調した。

 「これまでの実績、仕事ぶりは遜色ない。この一件をもって本人が全否定されるものはない」と、この日も部下をかばうような発言を続けた麻生氏。福田氏の辞任表明まで対応が後手に回った側面は否めず、その間に世論の反発は強くなった。与党内からも「先週の段階で(福田氏辞任を)判断できたのではないか」など対応を疑問視する声が相次いでおり、麻生氏は自らを苦しい立場に追い込んだとも言える。

[ 2018年4月21日 05:30 ]

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