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ラウドルップという人選

ラウドルップ氏を軸に代表監督候補は今週中にも一本化へ
Photo By ゲッティ=共同

 いつ決まるのではなく、誰に決まるのでもなく、どうしてそうなるのかが、個人的に最大の関心事である。日本代表の新監督だ。

 このところの報道では、ミカエル・ラウドルップが本命と伝えられている。現役時代の実績は申し分ない。監督としても母国デンマークはもちろん、選手時代の全盛期を過ごしたスペインでも采配をふるってきた。現在はカタールのラフウィヤSCで監督を務めている。

 ラウドルップはラフウィヤと6月までの契約を残しており、3月のテストマッチで日本代表を指揮するには現実的に難しい。ラフウィヤがAFCチャンピオンズリーグでベスト16へ進出すれば、5月19日と26日にラウンド16を戦うことになる。その後の日本代表監督就任となると、6月11日にも初戦を迎えるW杯予選はまさにぶっつけ本番だ。

 もっとも、W杯予選は大きなネックにはならないだろう。組み合わせはまだ決まっていないが、日本代表がこの段階で苦戦を強いられるとは考えにくい。新監督の就任直後となっても、ひとまず結果はついてくるだろう。代表強化という意味では停滞につながるものの、アジアカップをベースとしたメンバー構成にすれば、チームとしての可能性はそれなりに担保できる。

 6月さえ乗り切ってしまえば、次のW杯予選は9月である。8月の東アジアカップは、前回同様に国内組の掘り起しと位置づければいい。選手をチェックする時間は、ひとまず確保できる。

 昨年末の記者会見で、霜田正浩サッカー協会技術委員長は、「世界としっかり戦えるところは継続し、それだけでは足りなかったところをどう補うか。継続と発展として取り組む」と語っている。

 ラウドルップという人選は、果たして「継続と発展」の延長線上にあるのだろうか。僕は具体的なイメージを描けない。W杯ブラジル大会の結果をどのように分析し、アギーレ監督を、アギーレの後任を選んだのか。新監督が決定した際に、技術委員会は今度こそはっきりと説明する必要がある。(戸塚啓=スポーツライター)

[ 2015年2月20日 05:30 ]

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