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日本代表 リスタート

アギーレ監督(右)と話をする本田
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 アギーレ監督の日本代表が始動した。新たなチームの立ち上げは、期待感や高揚感をもたらす。選手側からも「楽しみ」と言った声が聞こえてくる。

 個人的には、遠慮のない意見交換を望んでいる。アギーレ監督は精力的にJリーグを視察してきたが、現状で彼がつかんでいる日本サッカーや日本人選手の知識は、スタンドと映像から得たものである。実際に日本代表としての活動をスタートさせたいま、イメージどおりの選手がいれば、想像と異なる選手もいるに違いない。9月5日と9日に行われる2試合はもちろん、アギーレ監督にとってはトレーニングセッションやホテルでの生活も、同じくらい重要な意味を持っているはずだ。

 選手からすれば、ピッチの内外で自らの存在をアピールしたいところだろう。監督の指示を忠実に行動へ移すことで、代表に定着していきたいと考えるのがノーマルである。

 だからといって、すべての場面で監督に従順である必要はない。誤解を恐れずに言えば、衝突があってもいい。「4-3-3をベースにする」と明言しているように、監督が代われば戦術は変わる。システムが同じでも、コンセプトまでは重ならないものだ。大小を問わず疑問点が浮上するのは必然で、その一つひとつを会話によってほどいていくのだ。
試合中でもアギーレ監督に確認する場面があっていいし、逆に自分の判断でプレーしてもいいだろう。チームを良くしたい、試合に勝ちたいという思いをきっかけとするプレーならば、衝突を招いたとしても最終的に着地点を見つけ出せるからだ。

 日本代表はアギーレ監督のもとでリスタートを切ったが、ピッチでプレーするのは選手だ。監督に寄りかかるのでなく、とともにチームを作っていくという思いを、選手たちには胸に刻んでほしいのだ。(戸塚啓=スポーツライター)

[ 2014年9月7日 05:30 ]

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