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本田、長友、川島らの奮闘は前提条件 ラッキーボーイが躍進を後押し

大迫(左)と斎藤は日本代表のラッキーボーイ?
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 日本代表の国内合宿に来ている。代表選手には馴染み深い鹿児島市内の練習場には、合宿2日目の時点で本田、長友、川島の姿がなかった。所属クラブのリーグ日程などの都合で、現地入りするのが23日になった。

 主力3人の合流が遅れるという状況は、2010年なら不安をかきたてたに違いない。チーム状態が上向かないうえに、大黒柱の中村俊輔がコンディション調整に苦しんでいたからである。岡田監督(当時)がもっとも頼りにする攻撃の選手は、10年1月にCSKAモスクワへ移籍した本田だったと言っていい。

 長友にしても、左サイドバックのポジションをすでに定位置としていた。川島は楢崎に次ぐ第2GKだったが、ワールドカップ直前にスタメンに昇格している。彼ら2人もまた、岡田監督のチームには欠かせない選手だった。

 ザック率いるチームでも、3人は不可欠な存在である。その一方で、チームには役者が揃っている。香川がいて、岡崎がいて、柿谷がいる。遠藤や長谷部の落ち着きも頼もしい。合宿のスタートに見えた景色は、4年分の厚みを感じさせるものだった。

 南アフリカからチーム力を高めてきたのは、もちろん、日本だけではない。ピッチ上の結果として現われるのは、チームの絶対評価ではなく世界における相対評価だ。

 そう考えると、上積みは欲しい。

 昨年のコンフェデ杯で、もっとも活躍したのは誰だったか。印象的なのは、イタリア戦とメキシコ戦で得点した岡崎だろう。イタリア戦で衝撃的なボレーを決めた香川や、メキシコ戦でPKを止めた川島も、記憶に刻まれるシーンを作り出した。

 途中出場やサブの選手は?インパクトを残した選手がいないのだ。アタッカー陣の控えにハーフナー・マイクと乾が選出されていたことも、僕自身は資料の確認が必要だった。
活躍を期待された選手はそれなりに力を出したが、それでも勝てなかったのがコンフェデ杯だったのである。

 頼りにされる選手の奮闘は、上位進出の前提条件である。チームの勢いを加速させ、躍進を後押しするのは、ラッキーボーイやスーパーサブと呼ばれるようなタレントだ。

 4年間の積み重ねを土台とする主力選手同士のコンビネーションは、南アフリカ後の選手に高い壁となっている。それでもザックに起用を決断させる選手の登場が、ブラジルでカギを握ると僕は考える。(戸塚啓=スポーツライター)

[ 2014年5月25日 05:30 ]

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