【コラム】加茂周

チームを落ち着かせた南野 試合重ねるごと成長

[ 2019年10月11日 14:00 ]

W杯アジア2次予選   日本6-0モンゴル ( 2019年10月10日    埼スタ )

<日本・モンゴル>前半、ヘディングで先制ゴールを決める南野(撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 南野が素晴らしかった。前半22分の先制点は右サイドの伊東からのクロスをゴール前で頭で合わせたが、相手のマークをうまく外し、正確で速いヘディングシュートだった。運動量もあり、ゴール前にもよく顔を出して、2トップのような仕事もした。特に前を向いてボールを持ったときは持ち味が出る。攻撃だけでなく、守備もしっかりやって、リズムをつくっていた。チームも序盤はチャンスをつくりながら、なかなか決められなかったが、南野の先制点で落ち着いた。

 これまでビッグ4と呼ばれる大迫、中島、堂安とのコンビネーションが評価されていたが、伊東との呼吸も良かった。コンディションも良く、欧州で経験を積んで成長して、試合ごとに良くなっている。課題はシュートの精度。決められる場面が他にもあったので、確実に決められるようになってほしい。チームも楽になるし、森保監督も「あのポジションは南野で」と考えるはずだ。(加茂周=元日本代表監督)

続きを表示

バックナンバー

もっと見る