【コラム】ジローラモ

ミラン残留にはイタリア杯Vしかない

[ 2016年5月20日 05:30 ]

ACミランの本田
Photo By スポニチ

 本田が所属するACミランは、21日のイタリア杯決勝でユベントスと対戦します。リーグ戦で7位と振るわなかったミランにとっては、またとない名誉挽回のチャンス。ただこの一戦、選手にとってはそれよりもさらに大きなものを懸けたサバイバルマッチの様相を呈しているみたいです。

 というのも、ホームで行われたリーグ最終戦で、ローマに1―3で惨敗。ブロッキ監督は試合後、ロッカールームで「おまえらタマ付いてんのか?」と選手のやる気のないプレーに激怒したようなんですね。オーナーのベルルスコーニも、ブロッキを招聘(しょうへい)した張本人ですから、ブロッキの怒りに賛同。このことにより、イタリア杯決勝は、来季チーム残留を懸けたものになりそうなんです。つまり、この試合で出来が、来季の契約にもろに反映されるらしいんですね。

 下馬評は、ユベントスの圧倒的有利。今季も危なげない戦いで、リーグ5連覇を達成したユベントスに、ミランが勝てるわけないという声が大部分を占めています。クラブは中国人資本家グループとの買収問題に揺れ、来季の体制は不透明極まりないですが、いずれにせよ、このイタリア杯決勝で結果を残せない選手にミランでの将来はないようです。それは本田とて例外ではないようですから、決勝は見ものです。(ジローラモ=サッカーコメンテーター)

続きを表示

バックナンバー

もっと見る