【コラム】ジローラモ

指揮官と確執…「ローマの王子」落日

[ 2016年4月22日 05:30 ]

20日トリノ戦では3分で2ゴールを挙げたローマの“王子”トッティ。はたして契約延長はあるのか?
Photo By AP

 ローマの王子ことトッティが移籍または引退の危機です。はや39歳を迎えた王子。かつての躍動はないものの、時折見せる輝きはまだ一線級。ただその王子をやっかむ存在がシーズン途中にやってきたんですね。そう、確執が話題を呼んでいるスパレッティ監督です。

 1月に約7年ぶりの復帰を果たしたスパレッティですが、就任以来、王子の起用法といえば試合終了間近のわずか数分のみ。メディアのあおりもあり、両者の溝は試合ごとに広がるばかりです。そして最近、決定的な出来事がぼっ発しました。3―3で引き分けた17日のアタランタ戦後、両者によるつかみ合いのけんかがあったと各メディアが報じたんです。

 スパレッティは翌日に事実無根と否定しましたが、実際は本当にあったようです。アタランタ戦は2点を先制し、そこから3点返され、最後はトッティのゴールで引き分けたんですが、スパレッティは試合後のロッカーで「おまえらはいつまでこんなみじめな姿をさらしてんだ。だから何年も勝てないんだ」と選手を罵倒。主将のトッティが止めに入り、そして激しい口論になったようです。

 トッティは以前、引退後もフロント入りする契約をしていたようですが、それもスパレッティの味方に付いている現オーナーになってなくなったようですね。契約は今季限り。どうなる王子?(ジローラモ=サッカーコメンテーター)

続きを表示

バックナンバー

もっと見る