【コラム】ジローラモ

「おかま野郎」にマンチーニは騒ぎすぎ?

[ 2016年1月22日 05:30 ]

インテル・ミラノのマンチーニ監督
Photo By AP

 イタリアで今、もっともホットな話題と言えば、これ以外ないでしょうね。インテル・ミラノのマンチーニ監督とナポリのサッリ監督のけんかです。

 ご存じの方も多いでしょうが、事は両チームが激突した20日のイタリア杯準々決勝で勃発しました。2―0でインテルが勝ったんですが、5分の後半ロスタイムが表示されたとき、マンチーニが第4審判に文句を言いに行った際に口論となり、サッリがマンチーニに対し「おかま野郎」と言ったようなんです。それをマンチーニが試合後、テレビインタビューで「あいつは差別主義者だ」と明かしたことで、大問題に発展したんですね。

 差別問題であるかは別に、イタリアでは口げんかとなった際に、相手をけなすため、実はこういった言葉を発することが多々あるんです。だから、サッリも別に差別的なニュアンスで言ったわけではないんですが、腹を立てたマンチーニが事を荒立てるために「恥を知るべきだ。イングランドだったら、今後指揮を執ることは許されない」と明らかにしてしまったんですね。

 イタリア国内では、サッリに4カ月の資格停止処分が下されるのではとも報じられていますが、僕の予想では罰金か、もしくは1、2試合のベンチ入り禁止処分が下される程度ですべては終わるのではないかと思います。(ジローラモ=サッカーコメンテーター)

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