【コラム】ジローラモ

世界初!?引退後性転換して“女性”監督に

[ 2015年7月10日 05:30 ]

 最近、ピンクの紙面で有名なガゼッタ・デロ・スポルト紙に掲載された、ある小さな記事が話題を呼んでいます。南イタリアのカンパニア州のサレルノ県のオリアレーゼというアマチュアクラブで、ある女性が監督に就任したんです。

 ただ、それだけでは普通。全く面白みがないですね。実は、その女性はマリナ・リナルディという名前なんですが、もともとは筋肉隆々の男だったんです。しかも、現役時代は、そのオリアレーゼというクラブでプレーしていたというから、さらにびっくりです。

 “彼女”は8年前に現役を引退。その後は監督を目指して、地道にサッカーの勉強に励んでいたんです。そして2年前、タイのバンコクで性転換手術を受け、身も心も女性になった今回、女性監督としてクラブに復帰することが決まったらしいです。

 地元記事には、「性は替わったけど、サッカーに対する情熱は変わらなかった!」なんてうまいこと書かれていますが…。おそらくイタリアサッカー史上でも、初めてのケースじゃないでしょうか?世界的にもほとんど聞いたことがないですね。相変わらず八百長問題に揺れるイタリアサッカー界ですが、たまにはこういった心が温まるニュースがあってもいいじゃないでしょうか。彼女のことを応援したくなりますよね。(ジローラモ=サッカーコメンテーター)

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