【コラム】ジローラモ

よくある代表監督とクラブの対立

[ 2015年4月3日 05:30 ]

 日本でも代表戦があったように今週はイタリアでも代表戦があり、話題もイタリア代表のものが多かったですね。特にコンテ監督と彼が昨季開幕前まで指揮を執っていたユベントスの確執が表面化し、いろんな臆測も飛びました。

 代表合宿でユベントスのMFマルキジオがケガしたことが発端でした。負荷のない何でもない練習中に膝を痛めたのですが、代表のドクターは所見で前十字じん帯を損傷し手術は不可欠と診断したんです。これに、これから欧州CLなど大事な試合を控えているユベントスのフロントが、コンテ監督の練習内容を痛烈に批判したんです。

 結局、マルキジオはユベントスのドクターから再検査を受け、軽症と判断されたのですが、コンテ監督も黙っていなかったんです。というのも、コンテ監督は昨季開幕前、既にシーズンへ向けた合宿をスタートさせていた最中に急きょ辞任を発表。辞め方があまりよくなかったため、それに対する仕返しを受けたと感じているんです。実際、ユベントスもコンテ監督をよく思っていないらしいですけど。

 ただ、手術が不可欠だと判断した代表のドクターにも問題ありますよね。日本代表の新監督もいろいろ仕切りたいタイプのようですが、クラブと代表が対立するのは欧州では別にまれなことではないんです。(ジローラモ=サッカーコメンテーター)

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