【コラム】ジローラモ

欧州でも問題“暗いセカンドキャリア”

[ 2014年10月10日 05:30 ]

 日本でも現役引退後のセカンドキャリアについてはいろいろ議論があるみたいですが、欧州も決して例外ではありません。大きく分けてコーチや監督としてサッカー界に残る人、逆にサッカー界と全く関係ない世界に足を踏み入れる人と2パターンありますが、つまずいて借金まみれになる人も少なくありません。

 問題となっているのは、後者の場合が多いですね。しかも、一気に巨額を投資して事業に失敗するパターンです。最近ではインテル・ミラノなどで活躍した元ドイツ代表DFブレーメが、破産寸前に陥っているという話がイタリアでも話題になりました。彼の場合は、90年W杯で優勝した西ドイツ代表の監督を務めていたベッケンバウワー氏が救いの手を差し伸べるらしいのですが、寂しい限りです。

 イタリアでは元イタリア代表DFバレージ、同じく元イタリア代表のFWシニョーリも、華やかだった現役時代とは全く違う暗いセカンドキャリアを歩んでいます。バレージは事業に失敗して裁判にも巻き込まれましたし、シニョーリは現役時代の八百長疑惑で何もかもうまくいっていないみたいですからね。統計では、現役を退いて5年以内に蓄えが底を尽き、路頭に迷うことが最も多いようですね。(ジローラモ=サッカーコメンテーター)

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