【コラム】ジローラモ

インテル混乱招くオーナー右腕の素人ぶり

[ 2014年2月8日 05:30 ]

 長友が所属するインテル・ミラノの迷走が止まりません。1月の冬の移籍期間で、MFグアリンとユベントスのFWブチニッチの交換トレードが浮上し、成立直前で破談したということもありました。表向きはグアリンの放出に反対するインテルファンの抗議によって中止になったとされています。もちろん、それもありますが、実はこれはインテルの不手際が招いたものだったんです。

 移籍交渉が合意した場合、通常は保証金みたいなものを相手クラブに払うんですね。だけど、インテルはユベントスに対し、この保証金を支払っていなかったんです。ブチニッチは既にミラノ入りし、メディカルチェックも受けていたんですけどね。こんなことは普通ではあり得ないことで、ユベントスは当然のごとく激怒していました。

 インテルはインドネシア人のトヒル氏がオーナーになったばかりですが、彼には右腕とされるイタリア人の2人がいるんです。どうもその2人がずぶの素人のようで、かなりの混乱を招いているようですよ。インテルは1月にラツィオからブラジル代表MFエルナネス、トリノからMFダンブロージオを獲得しました。2人は確かに良い選手ですが、インテルが補強すべきだったポジションはFW。このことからもクラブの混乱がうかがええます。巻き込まれている長友もさぞ大変でしょうね。(ジローラモ=サッカーコメンテーター)

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