【コラム】ジローラモ

若手選手に機会を!!サッキ氏吠えた

[ 2013年8月16日 06:00 ]

 指揮官として80年代後半~90年代前半にかけACミランに黄金時代をもたらしたアリゴ・サッキ氏。その後はイタリア代表監督にも就任しましたが、そのサッキ氏が今何をしているかご存じですか?実は、10年4月からイタリアサッカー協会で、U16~U21世代の技術部門のコーディネーターという役職に就いています。いわゆるユース年代の技術面での強化のため、改革だったりいろんなことをコーディネートする役割です。

 日本もそうだと思いますが、イタリアも定期的に各年代の監督やスタッフを集めミーティングを行うらしいんですが、サッキ氏が最近の会合でかなりキレたらしいんです。その理由はいくら育成に力を入れても、若手に活躍する場がほとんど与えられないからです。

 今に始まったことではないですが、セリエAの多くのチームは、イタリア人より外国籍の選手が占める割合が高いですね。インテル・ミラノやナポリなどがその最たる例。結果をすぐに求めることが理由とされていますが、そのことでサッキ氏は若手の活躍の場がなくなっていると主張しているのですね。

 サッキ氏もこれまでも声を大にして改革を促してきましたが、環境は変わるどころか悪くなる一方。とうとう堪忍袋の緒が切れたんでしょうけど、今回の怒りもどれぐらい周囲に伝わったかは疑問ですね。(ジローラモ=サッカーコメンテーター)

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