【コラム】ジローラモ

ナポリ敏腕会長 アウレリオ・デラウレンティス氏 カバーニ放出は戦略の内 イグアイン、レイナら獲得

[ 2013年7月26日 06:00 ]

Rマドリード(イタリア)から推定4000万ユーロ(約52億円)でナポリに移籍するアルゼンチン代表FWイグアイン
Photo By AP

 ナポリが優勝したようなお祭り騒ぎです。エースのウルグアイ代表FWカバーニをパリSGに放出したのに何でかって?これこそが、敏腕映画プロデューサーでもあるデラウレンティス会長の戦略なんですね。

 実は、ナポリのファンも同会長も、カバーニの移籍はある程度予測していました。違約金が設定されていて、欲しいクラブがその金額を払えば、引き留められないことを誰もが知っていたからですね。だから、会長はそれを予測して以前から対策を練っていたんですね。その対策が、カバーニを売って得たお金によって、複数の有力選手を段階を踏んで獲得することだったのです。

 リバプールからスペイン代表GKレイナ、Rマドリードからスペイン代表DFアルビオル、元スペイン代表FWカジェホンを獲得。そして極めつけが、24日に発表されたアルゼンチン代表FWイグアインの獲得だったんですね。これでカバーニを失った悲しみはどこ吹く風。ナポリファンのボルテージは早くも絶頂に達したんです。うまいですね、会長はファンの心をつかむのが。

 最近ではツイッター(短文投稿サイト)でも積極的にいろいろなプロモーションをささやいていますね。「この日はスタジアムで新ユニホームのお披露目、あと他にも何か特別なことがあるかも」などと。おもしろい会長です。(ジローラモ=サッカーコメンテーター)

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