【コラム】ジローラモ

22年ぶりでもマラドーナはナポリの英雄

[ 2013年3月8日 06:00 ]

ドバイ・テニス選手権でエキシビションマッチを行ったマラドーナ氏
Photo By AP

 マラドーナがついにナポリに戻ってきましたね。ナポリでのラストは90~91年シーズン。それ以降はイタリアには来たことがあっても、ナポリには一切、足を踏み入れていませんでしたから、実に約22年ぶりのことです。2月の下旬でしたが、フィーバーぶりは凄かったようです。

 マラドーナといえば、弱小ナポリに2度もリーグ優勝をもたらした「英雄」です。ですが、麻薬問題、さらには脱税疑惑などもあって、ナポリはおろか、しばらくはイタリアに来ることも許されませんでした。イタリアに来たとしても過去には入国の税関で、身に着けている高級品を身ぐるみ剥がされましたからね。ちなみにその没収品はオークションにかけられ、そこで得たお金は国税局に回されるのですが、以前マラドーナの大ファンだったパレルモのFWミッコリがピアスを競り落とし、マラドーナに直接会った際に返したいと言っていたようです。

 話はそれましたが、マラドーナが滞在中、ナポリの町はまさにパニック状態だったようです。彼はまず、ローマの国際空港からナポリまで車で移動したのですが、空港からずっと追っていたファンが出現。宿泊したナポリの海岸沿いのホテル前には、人だかりができて交通がまひしたらしいです。本人は将来、ナポリで監督をやりたいみたいですが…。 (ジローラモ=サッカーコメンテーター)

続きを表示

バックナンバー

もっと見る