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豪ポポビッチ監督 現役時代出場の06年W杯日本戦勝利に「思い出すと今でも笑みがこぼれる」

[ 2024年10月14日 18:26 ]

<オーストラリア代表会見>会見に臨むポポビッチ監督(右から2人目)とデューク(右)(撮影・小海途 良幹)>
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 オーストラリア代表のトニー・ポポビッチ監督(51)が日本戦へ向け自信をのぞかぜた。

 前日の公式会見にFWミッチェル・デューク(33=町田)とともに出席。「全選手が出場できる状態です。移動も問題なく、素晴らしいトレーニングができました。あすも勝つ自信はあります」ときっぱりと話した。

 先に前日会見を終えた日本代表の森保監督とは広島時代の元チームメート。「プレーヤーとしてもキャプテンとしても優れた選手でした。人間としてもリスペクトをしています。彼が監督業を離れていた時に指導にわざわざ(オーストラリア)にやってきて、そして2週間ほど一緒に過ごしました。 これだけでも本当に彼がどういう性格の人なのかがよくわかると思います。常に進化をしようと、常に学ぼうとして、そして吸収しようとしているという、そういう人です。 そうした面がサッカーでも非常によく生かされていると思います」と懐かしげに話した。

 就任初戦となった10日の中国戦ではそれまでの4バックから3バックに変更。指揮官は「中国の試合の中でも途中で変更しましたし、今後も柔軟に変えていきます。プレースタイルというのはやはりどんどん進化をしていくもの。明日は素晴らしい相手、素晴らしいスタジアムで試合をしますので、しっかりと勝てるという考え方を持って、自信を持って臨みたい」と強調した。

 ポポビッチ監督は現役時代、06年W杯ドイツ大会の日本戦に出場し、歴史的勝利を飾った。当時の試合を思い出すと「今でも笑みがこぼれる」という。負けられない日本戦へ「明日も今のような笑みを浮かべて試合を終わらせたいなとは思っています」と必勝を誓った。

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