京都・チョウ貴裁監督「上位との対戦が嫌とも良いとも思わない」残り10試合中上位7チーム全てと対戦

横浜戦に向けて調整する京都・チョウ貴裁監督　　
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　京都は10日、13日のリーグ横浜戦（ニッパツ）へ向けた公開練習を行った。

　横浜の強力3トップを想定し、ゴール前の守備などを確認。チョウ貴裁監督は「個々人の考えだけで守れる相手じゃない。対応の仕方を整理しなければいけない。ただ、ずっと引いて守って、ゼロ（無失点）で抑える時間を長くしたら勝てる相手だとは思わない。当然、自分たちの強みを出しながら彼らの強みを出させないような試合にしていく」と08年以来16年ぶりの敵地・横浜戦白星へ気持ちを高めた。

　J2降格圏18位・磐田と勝ち点6差の中、残り10試合は上位7チーム全てとの対戦が控えている。だが指揮官は「少し前は上位チームとの対戦の方がやりやすくて、順位と近い方がやりづらい空気感がチーム内にあったけど、良い意味で払拭されてる。上位に胸を借りるつもりでやっていく意識はないし、正々堂々とやる中で自分たちがどれだけプレーできるか。上位との対戦が嫌だとか良いとかは思わない。1試合に賭けて、1試合ずつ整理しながら、先を見すぎずにやっていく」。直近10試合6勝2分け2敗の好成績が自信を深めている。

　8月31日の鹿島戦が台風10号の影響のため延期。約3週間のインターバルを挟むが、試合勘不足よりも「中断期間にさらにチームとしてまとまって戦いをするための準備をしてきた」と強調する。今季初の3連勝で、一刻も早くJ1残留争いから抜け出す。