名古屋の日本代表MF相馬勇紀が首位町田へ完全移籍発表「新たなチャレンジをしたい気持ちが強くなった」

[ 2024年7月23日 18:10 ]

　J1名古屋グランパスの日本代表MF相馬勇紀（27）がFC町田ゼルビアに完全移籍することが23日、両クラブから発表された。

　相馬は23年1月にポルトガル1部カザピアへ期限付き移籍し、約1年半プレー。今月名古屋に復帰し、14日のホーム柏戦では得点も決めた。町田は開幕から好調をキープし、史上初の初昇格Vへ首位を独走中。主力のパリ五輪代表MF平河悠が今夏、イングランド2部ブリストル・シティーへの期限付き移籍が決定し、すぐに補強に動いた形となった。

　相馬は両クラブを通じてコメントした。町田を通じては「史上初の初昇格初年度でのJ1リーグ優勝という景色を皆さんとともに見るために結果でチームに貢献したいと思います。新たな歴史を作れることにとてもワクワクしています。熱い応援宜しくお願いします。天空の城・野津田でお会いできることを楽しみにしています」と活躍を誓った。

　また名古屋を通じては、長文のコメントで決断の理由とこれまでの感謝を表した。

　グランパスファミリーの皆さん、特別指定選手から約6年間本当にありがとうございました。

　僕をここまで育ててくれたのは、監督・スタッフ・チームメイト、グランパスファミリーの皆さんだと思っています。

　名古屋グランパスというチームを代表して、東京オリンピック、カタールW杯に出場できたことは僕の誇りで、皆さんへの感謝はこれからもずっと僕の心にあり忘れることはありません。

　海外移籍を探る中で新たな環境でプレーをしたい、新たなチャレンジをしたいという気持ちが強くなっていきました。挑戦し続けることを選手として一番大切にしているので今回このような決断をしました。次は対戦相手としてスタジアムでお会いできることを本当に楽しみにしています。

　最後の神戸戦はけがという形でともに闘えず残念でしたが、柏レイソル戦は自分の想いを結果にすることができ、勝利を共に分かち合えてすごく嬉しかったです。

　最後になりますが、本当にお世話になりました。感謝しかありません。

　どこに行っても一人のサッカー選手として応援し続けてもらえるように頑張ります。本当にありがとうございました。