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G大阪・松田新監督「どれだけ気持ちを持って戦えるか」ベッカム所属時のマンU映像で戦術落とし込み

[ 2022年8月19日 14:29 ]

就任後初戦となる広島戦へ向けて最終調整するG大阪・松田浩監督(C)GAMBA OSAKA
Photo By 提供写真

 片野坂知宏前監督との契約解除を受け、新たにG大阪の指揮官に就任した松田浩新監督(61)が19日、初めて取材に応じた。あす20日に“初陣”広島戦(Eスタ)。J1での指揮は08年の神戸以来14年ぶりだが「何とか役に立ちたいと思っている。やれることを全てやる」と所信表明し、J1残留へ意気込んだ。

 17日の就任からわずか3日間。「多くのことは落とし込めなかった」というが「やろうとしているサッカーの大枠のところ、局面ごとにどう試合を進めていくか」などを元イングランド代表MFデビット・ベッカムが在籍していた時のマンチェスターU(1992~2003年)の映像を見せながらミーティングと練習で共有した。オーソドックスな4―4―2システムが今後はベースになると見られ、最終調整日のこの日はセットプレー戦術を確認したという。

 J2降格圏17位に沈むチームに、何よりも植え付けたいのはメンタルだ。「戦術以上にどれだけ戦える気持ちを持っていられるか」。1点ビハインドの展開で「負けるかも」と考えるのではなく1点を取りにいく姿勢。1点リードの展開で「勝てる」と心の緩みが出ない雰囲気。「今を生きると言う言葉があるが“今”を大事にしていけば結果は自ずと出る」と話した。

 残り10試合。GK東口順昭は「ガラッと変わると思う。明日の試合が大事。一歩目を良い形で進めることができれば自信になる」と広島戦からの巻き返しを誓った。

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2022年8月19日のニュース