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柏 武藤AT弾で2位浮上!2年ぶり4連勝、ネルシーニョ監督も満足「勝てて良かった」

[ 2022年8月7日 04:00 ]

明治安田生命J1第24節   柏2ー1京都 ( 2022年8月6日    サンガS )

決勝ゴールを決める柏・武藤(共同)
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグは各地で4試合が行われ、柏は途中出場したFW武藤雄樹(33)の終了間際の決勝ゴールで2―1と京都に逆転勝ち。2年ぶりの4連勝で勝ち点を42に伸ばし、鹿島を抜いて2位に浮上した。C大阪は神戸に3―0と快勝し、3連勝で同41として3位に浮上。鹿島は広島に0―2と敗れ、前節2位から暫定4位に転落した。

 元日本代表のベテランストライカーが、劇的なゴールを決めた。1―1で迎えた後半アディショナルタイム。後半32分から出場した武藤がスルーパスを受けると、右足で相手GKの股下を抜いてネットを揺らした。「(ゴールは)本当にラストプレーだったと思うので、僕自身も本当に興奮したし、仕事ができたな、という達成感を得ることができた」。歓喜のガッツポーズを繰り返した。

 ネルシーニョ監督は「拮抗(きっこう)した展開から流れを持ってこられた。最後に点を取れたのは仲間を信じて走り抜いた結果。勝てて良かった」と満足げ。チームは2年ぶりの4連勝で2位に浮上し「開幕前にメディアの評判で(柏は)降格圏が多かったと思うが、特別なことはしていない。一人一人の役割を明確に、チームとして機能するよう取り組んでいるだけ」と誇った。武藤も「チームが勝利をつかむとともに自信もつけてきて、上を目指そうと本気で思っている」と勢いに乗るチームの思いを代弁した。

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