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“伝説”へまた一歩!ブラジルFWネイマール 日本戦5戦連発9点目 ペレの代表最多得点記録まであと3

[ 2022年6月6日 21:26 ]

男子サッカー国際親善試合   ブラジル1―0日本 ( 2022年6月6日    国立 )

日本戦でゴールを決め喜ぶブラジル代表FWネイマール(右・10番)(ロイター)

 FIFAランク1位・ブラジル代表が6日、同ランク23位の日本代表と対戦。FWネイマール(30=パリSG)が後半32分にPKで決勝点となる先制ゴールを決め、1―0の勝利に貢献した。国際Aマッチの日本戦6連勝を飾り、対戦成績を11勝2分けとした。

 ネイマールが2得点した2日の親善試合・韓国戦に続いてゴールを決めた。代表74得点はブラジル史上最多のペレ氏と3点差。対日本戦は5試合連続ゴールで通算9点目。ブラジルを引っ張るエースは伝説の領域に近づいてきた。

 自身3度目となるW杯を控え「W杯のことをたくさん考えている。開幕が待ち切れないよ」と打ち明ける。過去2大会は負傷などもあって不完全燃焼。世界最高峰の大会に向けて強い意気込みを見せるが、一方で「焦ってはいけない。とても落ち着いているよ」とも語る。

 チーム力の向上に手応えを感じている。かつてはネイマール依存が強い言われたブラジルだが、いずれもRマドリードに所属するビニシウスとロドリゴの21歳コンビ、東京五輪でも活躍した25歳のリシャルリソン、右ウイングで活躍する25歳のラフィーニャら自身より若い選手の存在感が増してきた。

 「ブラジルは絶好調の若い選手もいて、とても強いチーム。チームメートと準備を始めるんだ。みんなにとっていい状態」とネイマール。サンパイオ・コーチも「経験がある選手と五輪世代が一緒になって、うれしい問題だ。特にFW陣で非常にスピードや創造力がある選手は加わった。ネイマールの肩の荷が下りている印象を受けている」と指摘。自身への依存度が低くなってマークが分散することでネイマールにとっては活躍しやすい環境が整いつつある。

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