日本代表DF中山雄太「強い気持ちでスタメンを」　大一番へ「思い背負って勝ち点3取りたい」

中山雄太
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　日本代表DF中山雄太（ズヴォレ）が、アジア最終予選初スタメンでW杯切符獲得に意気込んだ。今メンバーでは右サイドバック（SB）の酒井宏樹（浦和）が負傷欠場、左SBで今予選全8試合スタメン出場の長友佑都（FC東京）は、今季クラブでは右SBでの出場のみ。長友が右SB起用になればチャンスが出てくる。

　もちろん“棚ぼた”を待つつもりはない。「佑都くんが右SBで出ているのは知っているけど、僕自身が良いプレーをして、強い気持ちでスタメンを取りにいく姿勢は変わらない。誰がどうだから…ではない」。実力でポジションを奪いにいく気構えは変わらず「ビルドアップ、攻撃参加、守備の安定感ももたらさないといけない。また自分の周りの選手をサポートできるように」とオーストラリア戦をイメージした。

　「勝てばW杯切符。是が非でも（W杯に）出場したい。チームの一員として、それを得られる可能性がある。家族や今まで僕を応援してくれてきた人も思うところはあると思う。その人たちの思いも背負って勝ち点3を取りたい」。まずは20年11月17日の親善試合メキシコ戦以来となるスタメンピッチを奪い取る。