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リバプールがポルトのコロンビア代表FWディアスを獲得か、南野の去就に影響は…

[ 2022年1月29日 01:04 ]

リバプールの南野拓実(AP)
Photo By AP

 サッカーのイングランド・プレミアリーグでFW南野拓実(27)が所属するリバプールが、ポルトガル1部ポルトのコロンビア代表FWルイス・ディアス(25)の獲得に迫っていると複数の英メディアが28日に報じた。移籍期限が31日に迫る中、リバプールはW杯南米予選を戦っているディアスのためスタッフを現地に派遣し、契約に必要なメディカルチェックを行う方針という。

 リバプールは今季の欧州チャンピオンズリーグ1次リーグでポルトと対戦。クロップ監督が相手の選手だったディアスの獲得を希望し、今季終了後の移籍を目指してきたが、トットナムが今冬の獲得に向けてオファーし、リバプールも補強プランを前倒しして争奪戦に発展したという。

 英スカイスポーツなどによれば、トットナムは移籍金として最高で4600万ポンド(約71億円)を用意したが、ディアスはリバプール移籍を希望。リバプールは3700万ポンド(約57億円)に加え、ディアスの活躍に応じて相当額の移籍金を追加し、総額は最高で5000万ポンド(約77億円)に達するという。

 ディアスを獲得した場合はポジションが重なる南野の去就に影響が出る可能性も指摘されている。出場機会が限られている日本代表に関しては獲得に関心を示した同じプレミアリーグのリーズ、フランス1部モナコによる打診にリバプールが応じなかったと英BBCなどが27日に報じた。リバプール・エコー紙はディアスを獲得しても、高額オファーがなければ南野の移籍には直結しないと報じているが、デーリー・メール紙などはFWオリギとともに放出の可能性に言及。2月1日にW杯アジア最終予選サウジアラビア戦を控える中で成り行きが注目を集めることになりそうだ。

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2022年1月28日のニュース