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ビルト紙記者がEフランクフルトと長谷部の契約延長に向けた動きを「全く正しい」と解説

[ 2021年12月27日 20:00 ]

Eフランクフルトの長谷部誠
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 ドイツ紙ビルトは27日、アイントラハト・フランクフルトがDF長谷部誠(37)と契約を延長する見通しになったと報じた件に関し、クラブ側のオファーを「全く正しい」とする解説記事を掲載した。

 エリック・ペーテルス記者は「長谷部との交渉の真実」と題した記事で元日本代表のチームリーダーを「スーパースターであるハーランドやレバンドフスキ、ノイアーら驚くべきプレーを見せる選手たちはいるが、私にとってはこの日本人がドイツで最も感銘を受けるプロ選手だ」と高く評価。ブンデスリーガ挑戦15季目の今季は過去最高となる58%のデュエルを制し、パス成功率が89%に達している点を紹介し「この年齢で記録を破り、グラスナー監督のような変化と改善を求める監督の下でさらに成長していることは、常に身体能力とスピードが上がっている現代サッカーにおいて高く評価してもしきれない」と表現した。

 また、普段は冷静な長谷部が試合中は激しい闘争心を見せることに関し、あるクラブの監督は「ピッチ上のハセベは皆がいつも言うような素晴らしい人間や模範的なプロ選手ではない」と語ったという。同記者は「振り返ってみれば称賛と捉えることができるし、親切に勝利した者はいない」と指摘。今季からチームを率いるグラスナー監督が序盤戦で外していた長谷部を3バックの中央に入れてからチームが持ち直し、両脇でプレーする22歳のトゥタとヌディカが成長したとして「彼なしでは現在の位置(6位)にいなかっただろう」と契約延長の動きを全面的に支持した。

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2021年12月27日のニュース