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バルセロナ、CL連続16強は17季でストップ シャビ監督「これが現実」

[ 2021年12月9日 09:47 ]

欧州チャンピオンズリーグ1次リーグE組最終戦   バイエルン・ミュンヘン3―0バルセロナ ( 2021年12月8日    ドイツ・ミュンヘン )

決勝トーナメント進出を逃したバルセロナのシャビ監督(AP)
Photo By AP

 2位バルセロナが首位バイエルン・ミュンヘンに0―3で敗れ、決勝トーナメント進出を逃した。1次リーグ敗退は出場しなかった03~04年シーズンを除けば00~01年以来、21季ぶりで連続16強は17季でストップ。バルセロナを勝ち点2差で追う3位だったベンフィカが最下位のディナモ・キエフを2―0で下し、2位に浮上して突破を決めた。

 自力で突破を決めるには勝つしかない状況で完敗した。序盤から相手に主導権を握られて前半だけで2失点。かつてはボール保持率で圧倒し、流れるようなパスワークでゲームを支配したが、この日は保持率で47―53%と劣り、パス成功数は399―465本、パス成功率も84―88%とことごとく相手を下回った。1次リーグ6試合で4度目の無得点を記録し、通算でわずか2得点に終わった。

 今夏、退団したメッシらと黄金時代を支え、名門再建を託されたシャビ監督は「これが現実。彼らは我々よりも優れていた。ベストを尽くして高い位置でプレスをかけてボールを奪ったが、すぐに圧倒された」と実力差を痛感。ブスケツ主将も「望んでいた結果ではないし、クラブやサポーターにとってふさわしくない」と嘆いた。その一方で「我々自身が招いた結果。もっと勝ち点を得ていれば、こういう状況にはならなかった。最初の2試合でいい試合ができなかった」と漏らし、Bミュンヘンとベンフィカにいずれも0―3で完敗した開幕2戦の結果を悔やんだ。

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2021年12月9日のニュース