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マンC指揮官 バルサ“退団”メッシ獲得を否定 新戦力グリーリッシュに期待「だからこその10番」

[ 2021年8月7日 16:02 ]

バルセロナ退団が発表されたメッシ(AP)
Photo By AP

 英プレミアリーグ、マンチェスター・シティーのグアルディオラ監督がスペイン1部バルセロナから退団するアルゼンチン代表FWメッシについて、クラブ公式サイトで「我々の考えのなかに彼はいない」と新戦力として獲得する意志がないことを表明した。

 メッシはバルセロナと6月30日に契約満了となり、契約延長へ向け合意していたものの経済的および構造的な障害(ラ・リーガの規定)によって白紙に。5日にはバルセロナが「メッシはチームに残留しない」と公式発表され、新天地有力候補のひとつにマンチェスターCが浮上していた。

 マンチェスターC公式サイトによるとグアルディオラ監督はバルセロナの発表について「私も含めて、誰もが驚きました。レオ(メッシ)はバルセロナに残ると確信していたので」とコメント。メッシ獲得については「我々はグリーリッシュ獲得に実質4000万ポンド(約61億円)を使った。1億ポンド(約153億円)を支払い、そのうち6000万ポンド(約92億円)は移籍金で調達した。彼のここでの成功を信じているからこそ背番号10を託しました。今のところ、メッシを我々の戦力にするとは考えていません」と否定した。

 さらにバルセロナ時代の教え子であるメッシへ「彼がこれまでやって来たことは唯一無二のことだ。私が言えることはバルセロナを次のレベルに押し上げ、10年間にわたり世界の頂点に導いてくれたことに本当に感謝している。彼の残りのキャリアが成功することを願っている」というメッセージを残したと伝えた。

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2021年8月7日のニュース