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つば九郎「そんなにじぶんをせめないでほしい」 久保号泣にもらい泣き 20歳のメンタルケア願う

[ 2021年8月7日 14:48 ]

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」
Photo By スポニチ

 プロ野球ヤクルトの人気球団マスコット「つば九郎」が7日、自身のブログを更新。前日6日に行われた東京五輪サッカー男子3位決定戦でメキシコに1―3と完敗し、銅メダルを獲得した1968年メキシコ五輪以来53年ぶり2度目となるメダル獲得を逃した日本代表チームと、人目もはばからず号泣したMF久保建英(20=Rマドリード)にエールを送った。

 「さっかーだんし、おつかれさまでした。こころうたれました」と書き出したつば九郎は「くぼせんしゅ、そんなにじぶんをせめないでほしい」と久保に触れ「まだわかい、つぎがある、Wかっぷだって、つぎのぱりだって」とエール。「まわりのすたっふ~!さん、けあーよろしくおねがいします」とスタッフへ久保のメンタルケアをお願いすると「あのわかさで、あそこまでひのまるのおもみをせおってたとおもうと、なみだがね・・・」ともらい泣きしたことも明かした。

 そして、「きゃぷてんの、むねをはってかえろう!。これでおわりではない、9がつからのたたかいにかとう!そうですよ、さぽーたーのみんなも、つぎにむかって~」と同じく3位決定戦に敗れた2012年ロンドン五輪メンバーで、オーバーエージ枠で参戦した主将のDF吉田麻也(32=サンプドリア)が涙ながらに仲間へかけた言葉も引用して、すぐにワールドカップ(W杯)最終予選に臨む森保ジャパンを気遣った。

 日本代表は6日、首位突破した1次リーグA組で2―1と破っていたメキシコに1―3で完敗。銅メダルを獲得した1968年メキシコ五輪以来53年ぶり2度目となるメダル獲得を逃した。0―3の劣勢から後半33分にMF三笘薫(24=川崎F)のゴールで1点返したが、反撃もそこまで。1次リーグで3戦連発していた久保は準々決勝、準決勝に続いて無得点だった。

 2試合連続の延長戦となった準決勝でスペインに0―1で敗れ、初の決勝進出を逃した時には「もう何もないですね。出すこと全部やって負けたんで、涙も出てこないですし」と話し、長い沈黙の後で「次ですね」と言葉を絞り出していた久保はこの日、号泣。試合後は「相手も疲れてる中で3点取られて、こっちは1点しか取れなくて。試合が終わってこんな悔しいことないし。ちょっと…キツいですね」「本当にきょうの負けは重いなって思います」「手ぶらで自分の家に帰ることになりますし。今までサッカーやってきてこんな悔しいことってないし」とインタビュー中も涙にくれていた。

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2021年8月7日のニュース