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麻也 3位決定戦へ魂のミーティング!オリンピアンよりメダリスト 午後6時キックオフ

[ 2021年8月6日 05:30 ]

<サッカー男子日本代表練習>若手を引っ張って銅メダルを狙う吉田(中央)(撮影・西尾 大助)
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 サッカー男子の日本は6日、東京五輪3位決定戦でメキシコと対戦する。今大会1次リーグ第2戦以来の再戦で、日本が唯一メダルを獲得した68年メキシコ五輪の3位決定戦と同カード。オーバーエージのDF吉田麻也(32=サンプドリア)が開いたミーティングで闘志を復活させたチームが、メダル死守へ挑む。

 消えかけていた闘志に、吉田がもう一度火をともした。銅メダルを懸けた最後の一戦を前に、主将は「みんな疲労のピークはとうに通り過ぎている。ここからはメダルを獲りたいという気持ちが強い方が勝つ。本当の精神的な強さを試される一戦になる」と力を込めた。

 オリンピアンとメダリストの違いを身を持って知る32歳は、五輪世代の疲弊しきった表情を見て「まずい」と感じた。自身も12年ロンドン五輪で準決勝の敗戦を経験。「気持ちは凄く分かるし本当にギリギリのところだと思うけど、僕も(酒井)宏樹もあの思いはもうしたくないし、若い選手にもしてほしくない」と4日に選手ミーティングを開いた。

 見せたのは、ロンドン五輪の3位決定戦で韓国に敗れ、メダルを逃した映像。いつもは意見を言う若い選手たちも、黙っていたという。前田は「同じ経験をしたくないという話をしてくれた。このメンバーでメダルを獲りたいと、強く感じた」と話した。

 吉田自身は北京、ロンドンに続いて3度目の五輪。メキシコ戦に出場すれば年齢制限が設けられた92年のバルセロナ以降で本大会最多出場の13試合目となる。オリンピアンとしての記録も偉大だが、残したいものがある。

 「ここからサッカーキャリアが枝分かれしていく中で、あの時良かったなって思う日が来る。僕にとってはロンドン五輪。メダルを獲って、それ以上の思い出としてみんなの心に刻んでほしい。そこに導きたい」。最後は、悲願のメダリストに。「心の底から誇りと責任を持って、全部出し切りたい」と誓った。

 ≪女子決勝重複回避 会場の変更はなし≫大会組織委員会は5日、日本とメキシコが対戦するサッカー男子の3位決定戦について、6日午後8時予定だった開始時間を同日午後6時の開始に繰り上げると発表。会場は埼玉スタジアムで変更はない。サッカー女子決勝の開始時刻と会場を変更し6日午後9時から横浜市の日産スタジアムで開催すると発表。試合時間の重複を避けるため男子の開始時間が変更となった。

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2021年8月6日のニュース