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サッカー女子決勝の日程変更 正式決定は前日会見直前 米国敗退の影響は?

[ 2021年8月6日 13:18 ]

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンが6日、東京・有明のメーンプレスセンターで会見し、サッカー女子決勝の日程変更について説明した。午前11時開始予定で当初から暑さが懸念されていた決勝は、開始時間を午後9時に変更し、会場も国立競技場から横浜国際競技場(日産スタジアム)に移した。その影響で男子3位決定戦の日本―メキシコの開始時間も午後8時予定から同6時に繰り上がっていた(会場は埼玉スタジアムのまま)。

 高谷SPは当初の開始時間について、「暑さを避けるだけでなく、それぞれのスポーツをより(広く)世の中に見せるかなど、さまざまな観点で日程は設定される。決めた時点では最善のスケジュールだった」と主張。決勝に進出したスウェーデンから3日夜、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、暑さへの懸念から時間変更の要請があり、対戦相手のカナダも同じ考えであるとして、国際サッカー連盟(FIFA)などとの間で「(変更の)議論が急浮上した」と説明した。開始時間を夜へずらすと陸上競技が行われる国立競技場が使えないため、当初から天候の問題などが発生した場合の予備会場に設定していた横浜国際競技場へ自動的に会場を移す「コンテンジェンシー(緊急時対応)を発動した」という。正式決定は5日のスウェーデンの前日会見直前だったと明かし、「議論が急浮上したこともあり、最終的にぎりぎりの判断になった」と話した。

 会場変更の理由としては、FIFAから陸上競技のフィールド種目による芝のコンディションについても懸念が示されていたという。高谷SPは4日に芝を貼り替えるなどサッカーを実施する準備を進めていたとした上で、最近の悪天候も影響して「想定以上にコンディションがよくなかった」とした。無観客だったことが直前の変更を可能にしたか、と問われると「観客がいるとしたら、かなり厳しい状況だったと思う」と明かした。変更が可能となったのは、優勝候補だった米国が準決勝で敗れたため試合開始を米国での放送時間に合わせる必要がなくなり、放映権を持つNBCが許可したからではないか、との憶測に関しては「承知していない」とした。

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2021年8月6日のニュース