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サッカー五輪代表、難敵メキシコ撃破へ“ビースト”林が牙むく!「勝つためには手段選ばない」

[ 2021年7月25日 05:30 ]

軽快な動きを見せる林(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 東京五輪のサッカー男子代表は25日、1次リーグ第2戦でメキシコと対戦する。2連勝すれば決勝トーナメント進出が決まる可能性がある一戦。初戦でフランスに4―1と大勝した12年ロンドン五輪金メダルの難敵だが、シンデレラボーイの“ビースト(野獣)”ことFW林大地(24=鳥栖)が、牙をむく。

 メキシコ戦は1次リーグ突破の懸かる大一番。FW林は「ずる賢い」と中米特有の印象を口にしつつ「言い方悪いですけど、なめられないように。自分も勝つためには手段を選ばないタイプ。ゴール前や、サッカーで必要な精神面での駆け引きは意識してやらないと」と、燃えたぎるような思いを口にした。

 ただ待っていては獲物は倒れない。「僕の勝手なイメージですけど(メキシコは)やるのは慣れているけど、やられ慣れていない選手もいると思うので先攻が大事。試合に出たら、仕掛けていこうかなと」と描いた。

 追加招集から3月のアルゼンチン戦でゴールを奪った。6月のメンバー発表時はバックアップ。そこから大会規定の変更で22人に拡大されたメンバーに入り、22日の大会初戦、南アフリカ戦では先発に抜てきされた。

 メキシコはW杯4大会連続出場の守護神オチョアが、ゴールマウスに立ちはだかる。「試合に出ている選手が弱気なプレーをしていたらダメ」。ゴールに猛進するスタイルから“ビースト”の異名を持つ24歳が、強気に“獲物”を狙う。

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2021年7月25日のニュース