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久保 背番「7」ゾノ、ヒデに続く新“日本の顔”だ 稲本超え最年少弾必ず

[ 2021年6月23日 05:30 ]

男子五輪代表18人決定

U―24日本代表の久保
Photo By スポニチ

 20歳の久保が偉大な番号を背負ってピッチに立つ。日本代表注目のエースは、背番号7でのメンバー入り。森保監督が「個で局面を打開できる選手を選んだ」と語る最強メンバーの中で攻撃の鍵を握る久保への期待は大きい。

 五輪では過去に“日本の顔”が背負った番号でもある。ブラジルを撃破する「マイアミの奇跡」を演じた96年アトランタ五輪ではMF前園真聖、ベスト8入りした00年シドニー五輪ではMF中田英寿が「7」だった。久保は6月シリーズでは背番号11を背負い、2試合で2ゴールと躍動した。本大会でもかつてのエースたちに負けない活躍が求められている。

 最年少ゴールも見据える。五輪での日本最年少得点は00年シドニー五輪1次リーグ第2戦のスロバキア戦(00年9月17日)で、MF稲本潤一が記録した20歳と365日。今月4日に20歳となった久保は、7月22日の1次リーグ初戦の南アフリカ戦を20歳と48日で迎える。「もう20歳なので1段階ギアを上げたい」と話していた“日本の至宝”に、記録更新の期待も懸かる。

 1年延期の巡り合わせで、20歳の節目で迎える東京五輪。「チームとしても、個人としてもできることはやってきたつもり。(五輪が)開催された時にしっかり準備できているのが選手の義務」と力強く語っていた。偉大な番号を背に、日本を頂点へと導く覚悟が久保にはある。

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