札幌　ＦＷロペスが中国1部・武漢に移籍濃厚

札幌のFWアンデルソン・ロペス
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　コンサドーレ札幌のFWアンデルソン・ロペス（27）が中国1部の武漢に移籍することが18日、濃厚となった。クラブは公式ウェブサイトでロペスについて「他クラブからのオファーを受け、移籍を前提としてチームを離れ、現在協議および準備に入っている」と発表した。

　ロペスは今季ここまで、クラブJ1最長タイの5試合連続得点を含む12得点を挙げ、川崎Fのレアンドロ・ダミアン（31）と並んでJ1得点ランクトップタイを走る。札幌3季目で成熟を迎えたロペスに武漢から正式オファーが届き、先週に入り交渉が加速していた。昨年はFW鈴木武蔵がベルギー1部のベールスホットに移籍。2年連続でチームをけん引していたエースがシーズン途中で退団することになりそうだ。

　ロペスは5月22日の清水戦で左足首を痛め、それ以降は全体練習には合流していなかった。クラブ発表を受け、ペトロヴィッチ監督は「これまで学んだことを生かしてほしい。これからのサッカー人生が成功していくことを心から願っている」とエールを送った。