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中田浩二氏 セットプレーからの得点もっと欲しかった、途中出場選手の“ギラギラ感”も

[ 2021年5月29日 05:30 ]

カタールW杯アジア2次予選F組   日本10―0ミャンマー ( 2021年5月28日    フクアリ )

<日本・ミャンマー>後半45分、板倉がゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
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 【中田浩二 視点】攻守の切り替えが早く縦への意識もあり、選手のモチベーションも高く、ベースもできていた。10点取った決定力も含めてゲームとしては良かった。最終予選へ向けてあえて課題を探せば、セットプレーでもっとゴールが欲しかったということだろう。板倉が1本決めたが、最終予選は厳しい試合ばかりになるためFKやCKが勝敗を分ける。守備も含めてもっと精度を上げないといけない。

 もうひとつは選手層。最終予選は長丁場の戦いで、常にベストメンバーが組めるとは限らない。この試合では室屋が2本アシストしたが、交代出場の選手はゴールがなかったし、もっとギラギラしたものを出してほしかった。大迫や南野が出場できないときもあるかもしれないので、現状のスタメン組に取って代わるようなアピールが必要だ。他の選手も今回の残り試合で結果を残してほしい。W杯に出るだけでなく、ベスト8以上が目標なら、絶対に必要なことだと思う。(元日本代表DF)

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2021年5月29日のニュース