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スーパーリーグ創設余波で今季欧州CL打ち切りか?4強唯一SL不参加のパリSG初優勝か、敗者復活案も

[ 2021年4月20日 16:30 ]

パリSGのネイマール(AP)
Photo By AP

 Rマドリードやユベントス、マンチェスターUなど欧州の有力クラブによるスーパーリーグ(SL)創設が18日に発表されたことを受け、今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)が打ち切られる可能性が出てきた。

 27日からの準決勝はRマドリード―チェルシー、パリSG―マンチェスターCの顔合わせで行われるが、パリSG以外はSL参加クラブ。欧州サッカー連盟(UEFA)のメラー理事は理事会が行われた19日に「(SLに参加する)クラブは去らなければならない。金曜日(23日)に決まると思う。それから今季のCLをどう終えるか考えなければならない」と話し、23日の緊急理事会でRマドリードなど3クラブの今季CL除外に動く考えを示した。理事会では加盟国が結束してSL実現に反対していくことを確認し、チェフェリン会長もSL参加クラブや所属選手に関し「可能な限り早く、我々の大会から除外すべき」と発言。大詰めを迎えているCLが前代未聞の状況を迎える可能性が出てきた。

 SL参加の3チームが除外された場合は大会打ち切りも含めてさまざまケースが想定され、準々決勝で敗れてSLに参加しないBミュンヘン、ドルトムント、ポルトを復活させて準決勝を行う案や、パリSGを優勝とするシナリオも欧州のメディアで報じられている。

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2021年4月20日のニュース