J2北九州　粘るも今季ホーム初勝利ならず、GK吉丸「勝たないと意味ない」

明治安田生命J2第6節   北九州0―0山形 （ 2021年4月3日    ミクスタ ）

＜北九州・山形＞好セーブを連発した北九州GK吉丸（左）
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　前節のアウェー群馬戦で今季初勝利を挙げた北九州は、この日も粘り強く戦った。自軍の4本の3倍以上となる14本のシュートを打たれながらも、最後まで集中力を切らさなかった。だが、欲しかったのは今季ホーム初勝利。2試合連続で無失点となったが、GK吉丸は「連勝したかった。勝たないと意味がない」と悔しがった。

　吉丸は前半13分に抜け出したアラウージョのシュートを左足でセーブし、同21分には半田の強烈なシュートをブロックした。後半2分にも半田のミドルシュートを好セーブ。吉丸は「最後は自分が止めた形だけど、それまでの過程は前の守備が頑張っていた」と仲間に感謝した。

　小林伸二監督は「辛抱強く守った。GKとDFの連係がよく取れていた」と評価。一方で前線からプレスをかけて形をつくろうとしたが得点できず、「チャンスをつくれなかった」と攻撃面を課題に挙げた。