湘南　遠藤航が古巣の“スポンサー”に、練習着にロゴ「クラブに恩返し」

遠藤の名前のロゴが入った練習着を披露する湘南・柴田（クラブ提供）
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　27日ホームに鳥栖を迎えて開幕節を戦う湘南に、OBでドイツ1部シュツットガルトで活躍中の日本代表MF遠藤航（28）からビッグプレゼントが届いた。古巣の苦境に“スポンサー”として名乗りを上げ、練習着に「WATARU　ENDO」のロゴを掲出。金額非公表も約1000万円とみられる支援は、アカデミー出身の遠藤の希望で、下部組織の施設改修などにも使う予定。遠藤はクラブを通じて「僕が育ったクラブに恩返しができればと思い、今回このような形で支援させていただくことになりました」などとコメントした。

　湘南は過去に当時セリエAペルージャへ移籍した中田英寿が00年からスポンサーとなり、ユニホームの背中に「nakata.net」のロゴを入れるなどしたことがある。真壁潔会長（58）は「Jクラブはどこも経営が大変。後輩のことを分かって援助してくれて、大変ありがたい」と感謝。クラブも3月末の決算でわずかに黒字となる見込みで、最下位からの脱出を目指すチームには最高の支援となりそうだ。