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神戸・三浦監督「ACL出場権獲得が目標」、手術のイニエスタは開幕微妙も「思ったよりも良い」

[ 2021年1月26日 05:30 ]

<神戸練習>練習する桜井(中央)ら神戸イレブン(C)VISSEL KOBE
Photo By 提供写真

 神戸は25日、神戸市内の練習場で始動した。昨季はACLで4強に勝ち進みながらも、リーグ戦では14位と低迷。就任2年目を迎える三浦淳寛監督は「ACL出場権獲得というのがチームの目標」と語った上で、今季はリーグ戦に“全集中”する意向を示した。

 「もう一度、ACLという大会に出場するために、その出場権獲得というのが最大の目標。リーグ戦に全てを懸けて、良い結果が出るように」

 来季のACLに無条件で進めるのはリーグ戦3位以内。その座を射止めるための鍵となるのが、昨年12月に右太腿を手術し、全治4カ月と診断された元スペイン代表MFイニエスタの復帰時期だ。この日、練習前ミーティングに参加した主将とコミュニケーションを図った指揮官は「開幕は非常に難しい状況だが、思ったよりも良い状況」と説明した。

 まだ流動的な状態ながら、回復が順調に進めば、3月中に復帰できる可能性もある。主将不在の間を乗り切るべく、まずは開幕までの1カ月間でチーム力を高める。

 ≪神戸の辰徳、1年目からアピールだ≫“神戸のタツノリ”が1年目からのアピールを誓った。前橋育英高出身で、今季唯一のルーキーがMF桜井辰徳。その名前の由来は巨人・原監督で「お父さんが巨人ファンというより原辰徳さんが好きで、男の子が生まれたら“辰徳と付けよう”と母に言っていた」と明かした。両足から精度の高いパスを操るゲームメーカーで「遠慮なく自分のプレーをしたい」と抱負を語った。

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2021年1月26日のニュース