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福岡 5季ぶりJ1での戦いへ新体制、長谷部監督が目標設定「リーグ戦10位以上」

[ 2021年1月14日 05:30 ]

今季初練習を行った福岡の選手ら
Photo By スポニチ

 今季5季ぶりJ1の福岡が13日、福岡市内で新体制発表会見を開き、昨季まで2年間C大阪に所属したFWブルーノ・メンデス(26)が加入することを発表した。

 会見の冒頭で川森敬史社長(55)が「先ほどサインした。正式に入団決定」と報告。福岡で2年目の指揮を執る長谷部茂利監督(49)は、昨季C大阪でチームトップの9ゴールを挙げたストライカーに「得点、アシストへの期待が大きい。加えて守備も上手」と期待を寄せた。

 J1は今季、4チームが降格する厳しい戦いが待ち受ける。指揮官は「リーグ戦10位以上、勝ち点50以上、ルヴァン杯はベスト4以上に挑んでいく」と具体的な目標を設定。「強度、質を高めることが大事。攻守にわたって自分たちが持っている力を全部出し切っていきたい」と、昇格しても1年で降格してしまうクラブの歴史に終止符を打つ意気込みを口にした。

 午前中には市内グラウンドで初練習を行い、27人中19人が参加。昨季主将だったMF前寛之(25)は「厳しい戦いになる。J1にずっと居続けるためにも10位以上を目指してやっていきたい」と気を引き締めていた。

 ◆陽性判定 福岡は13日、トップチームの選手1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定されたと発表した。全選手、スタッフを対象に12日に実施した検査で判明した。クラブ内で保健所によって認定された濃厚接触者はいない。当該選手は無症状で、感染経路は不明。他の選手、スタッフは陰性だった。

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2021年1月14日のニュース