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J2千葉、元日本代表FW佐藤寿人が引退 21年間でJ通算220得点「とても幸せな時間でした」

[ 2020年12月19日 13:00 ]

J2千葉の元日本代表FW佐藤寿人
Photo By スポニチ

 J2千葉の元日本代表FW佐藤寿人(38)が19日、今季限りでの現役引退を発表した。代名詞とも言えるワンタッチゴールで多くの歓喜を演出したストライカーが、ついにユニホームを脱ぐ。双子の兄・勇人(38)は昨季、現役生活にピリオドを打っていた。

 クラブ公式サイトで「2020年シーズンをもって21年間のプロサッカー選手としてのキャリアを終える事を決めました。小学生の頃にJリーグが誕生し、カズさんとゴンさんのプレーに目を輝かせ、たくさんの夢を与えてくれたJリーグの舞台で選手として21年という長い時間をプレー出来た事、とても幸せな時間でした」とコメント。さらに「これまで指導して頂いた、コーチ、監督。21年間プレー出来る状態を作ってくれたメディカルスタッフ。いつも誰よりも早くクラブハウスに来て準備してくれているマネージャー。チーム作りの為に時には厳しい判断をしなければならない強化部。クラブの為に働いてくれている社員の皆さま。クラブを支えてくださっている地域やスポンサー、パートナー企業の皆さま。Jリーグをここまで創り上げてくださった関係者の皆さま。ピッチで対戦した多くのサッカー仲間。いつも口うるさい要求に耳を傾けてくれたチームメイト。全ての人に感謝しています」とし、「最後に大きな怪我なく丈夫な身体に産んで育ててくれた尊敬する両親。最高の兄貴で最高のライバルである勇人。いつも笑ってそばにいてくれた妻と3人の子供達、ありがとう」と感謝を述べた。

 また、これまで所属したクラブそれぞれに「セレッソ大阪での1年間は素晴らしいチームメイトの中でプレー出来た事でたくさんの事を学ぶ事が出来ました。レンタル移籍で活躍していない状況にもかかわらず、いつも温かく見守ってくれていたセレッソのファン・サポーターの優しさを忘れる事はありません。ベガルタ仙台での2年間はプロサッカー選手としてプレーする喜びをたくさん感じる事が出来ました。スタジアムがベガルタゴールドに染まる景色は選手を勇気づけるものでした。これからも変わらずクラブを支えてほしいと思います。12年間プレーしたサンフレッチェ広島。その長い年月だけではなく、共に喜び、共に苦しみ、ファン・サポーターと共闘していった先に辿り着いた2012年の初優勝。そしてユニフォームに光り輝く3つの星。愛する広島の皆さまに、いつかただいまと言える日を楽しみにしています。名古屋グランパスでの2年間はクラブにとって唯一無二の存在、楢崎正剛さんとグランパスがいるべき場所に戻る為に共に戦えた事、素晴らしいチャントで背中を押してくれた事、とても感謝しています。ゴール裏で「風」を一緒に歌うのが最高の瞬間でした」と思いを綴った。

 佐藤は千葉の下部組織で育ち、00年にトップチームに昇格した。02年に出場機会を求めてC大阪にレンタル移籍し、03年からは仙台で武者修行。04年からは完全移籍で仙台に映り、05年からは広島に新天地を求めた。広島では12年間プレーし、3度のJ1王者(12、13、15年)に大きく貢献。その後は名古屋を経て、19年に古巣の千葉に18年ぶりに復帰した。

 J通算559試合220得点、日本代表通算31試合4得点。08年に28得点でJ2得点王となり、12年にはJのMVPとJ1得点王を獲得。また、同年にクラブW杯得点王となった。

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