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J2京都がチョウ貴裁氏の来季監督就任を発表 クラブ通じ昨年湘南でのハラスメント行為謝罪

[ 2020年12月9日 15:30 ]

チョウ貴裁氏
Photo By スポニチ

 J2京都は9日、来季新監督にチョウ貴裁氏(51)が就任することを発表した。チョウ貴裁氏はクラブを通じて「まず初めに、昨年、自分が起こしてしまったハラスメント行為に関して、深くお詫び申し上げます」と19年に起きた湘南でのパワハラ問題を謝罪。その上で「1年間のS級ライセンス停止を受けたにもかかわらず、このたび、ありがたいオファーをいただきました」と感謝し「この1年で学んだ、スタッフ、選手一人一人の気持ちや思いの深い部分まで理解する姿勢を大切にしながら、京都の皆さんとともに、スタッフ、選手全員と一緒にサッカーそのものの楽しさや素晴らしさをとことん追求し、繰り広げるフットボールに歓喜する瞬間をたくさん見せ続ける。これこそが全身全霊をかけて、成し遂げなければならない最大のミッションだと感じています」と決意表明した。

 チームは現在6位ながらJ1昇格がすでに消滅。今季から指揮を執る実好礼忠監督の退任も決定している。毎年のように指揮官や強化部が変わるが、伊藤雅章代表取締役社長は「これまでの反省を踏まえ、真に強いクラブを作るためには、体質の抜本的改革が不可欠であると考えました。これまで以上に、ハードワークをいとわず、常に闘争心にあふれ、躍動し、チャレンジする精神を大切にし、人としても成長する。その結果、選手自らも達成感や充実感が得られるようなクラブに変革を遂げなければならないと考えております」と今回の監督交代の理由を説明した。

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2020年12月9日のニュース