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GKと1対1も…久保 レアル戦も不発 指揮官「得点すれば刺激的だった」

[ 2020年11月23日 05:30 ]

スペイン1部   ビリャレアル1―1Rマドリード ( 2020年11月21日 )

レアル・マドリード戦の後半、競り合うビリャレアルの久保建(左)
Photo By 共同

 ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)が21日、レアル・マドリード戦に後半44分から出場した。期限付き移籍元との貴重な試合。短い出場機会の中で絶好の好機を得たが生かせず、試合は1―1で引き分けた。

 試合終盤のわずかな出場時間だったが、久保がレンタル元の強豪の守備をかき乱した。終了間際、自らつないだパスからリターンを受けてGKクルトワと1対1となり、シュート。エメリ監督は「タケ(久保)は試合に勝てる最後のチャンスをつくった。得点すれば刺激的だった」と評価した。

 一方、アス紙(電子版)などはこの決定機を逃したプレーに厳しい評価。「彼は自分がしたことを後悔するだろう」のタイトルで「試合の偉大な主役になる可能性があったが、彼の悪い足(利き足ではない右足)で致命的なミスをした」と記載した。鋭い動きを見せた19歳は試合終了後、相手選手と笑顔で握手や抱擁を交わした。

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2020年11月23日のニュース