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G大阪 浦和に執念逆転勝ち!川崎Fの史上最速V決定はお預け…25日直接対決へ

[ 2020年11月22日 17:54 ]

明治安田生命J1第28節   G大阪2―1浦和 ( 2020年11月22日    埼玉 )

<浦和・G大阪>後半、勝ち越しゴールを決め喜ぶG大阪・高尾(左から4人目)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグ第28節最終日の1試合が22日に行われ、優勝の可能性を残しているG大阪はアウェーで浦和に2―1で逆転勝ち。勝ち点を58に積み上げ、この日試合のなかった首位・川崎Fの今節でのリーグ優勝決定を阻止した。川崎Fは25日に行われるホーム等々力でのG大阪との直接対決に勝つか引き分ければ、2年ぶり3度目、現行の34試合制となった2005年以降では10年の名古屋の残り3試合を上回る史上最速となるリーグタイトル獲得が決まる。

 G大阪は後半17分、セットプレーの流れから先制を許したが、4分後の同21分、ペナルティーエリア内でMF福田のシュートのこぼれ球に反応したFW宇佐美が右足で蹴り込んで試合を振り出しに。同36分には左CKからDF高尾が打点の高いヘディングシュートを決め、2―1と試合をひっくり返した。高尾は自身J1初ゴールとなった。

 G大阪は執念の勝ち点3獲得で、25日の直接対決へタイトルへの望みをつないだ。試合後、宮本監督は中2日での敵地での大一番へ向けて「今年独走してきたチームなので、そこに我々がどれだけやれるか。しっかり戦えるように準備していきたい」と意気込みを口にした。

 敗れた浦和は勝ち点45から伸ばせずに今季リーグ戦3位以下が確定。2位以上に与えられる天皇杯の出場権が消滅した。

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2020年11月22日のニュース