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五輪代表 VSブラジルを計画 “直前”に複数試合は異例

[ 2020年11月14日 05:30 ]

レアル・マドリードでチームメイトだった久保とビ二シウス
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 森保一監督(52)率いる男子サッカー五輪代表が、来夏の東京五輪直前に複数の壮行試合を計画していることが13日、分かった。早期来日する出場2、3カ国を対象に、日本協会が直前合宿期間のマッチメークを交渉。五輪前の壮行試合は通例だが、複数試合となるのは異例だ。

 前回優勝のブラジル、アルゼンチンなどが候補となる可能性がある。ブラジル戦が実現すれば本番より一足早くレアル・マドリードの同僚だった「FWビニシウスVS久保建英」など世界も注目する戦いが見られそうだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1月のU―23アジア選手権(タイ)を最後に活動がない五輪世代。日本協会は12月に国内組の合宿を計画するが、本番までに主力の多くを占める海外組まで集まる機会は少ない。総仕上げの時期に実現すれば、予行演習も兼ねた貴重な場となる。

 17年の発足以来、五輪世代では40試合を戦ってきた。うち五輪出場国(北中米カリブ海のみ未確定)との対戦は5試合。オセアニアを除く5大陸の国とは全て対戦しているが、本番前に最新の戦術を知るチャンスとなる。悲願の金メダルへ。コロナ禍でも、できる限りの準備を整える。

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2020年11月14日のニュース