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浦和 なでしこリーグ6季ぶり女王!来季発足WEリーグへ弾み

[ 2020年11月9日 05:30 ]

なでしこリーグ第16節   浦和5―1愛媛 ( 2020年11月8日    浦和駒場 )

<なでしこリーグ 浦和レディース・愛媛>優勝を決め喜ぶ浦和レディースイレブン(撮影・西海健太郎)
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 浦和が愛媛を5―1で下し、2試合を残して6季ぶり3度目の優勝を飾った。3点リードの後半18分に、元なでしこジャパンFW安藤梢(38)がダメ押し弾。自身が持つ1部最年長ゴール記録を38歳4カ月に塗り替えての優勝に「今までの優勝と違う。最年長となり、若手の成長に関われてうれしい」と感慨に浸った。

 09年のリーグ優勝翌年にドイツ1部へ移籍。15年にフランクフルトで欧州チャンピオンズリーグを制し、17年に浦和へ復帰した。だが、当時は日テレ、INAC神戸の2強時代。安藤は「結果が必要だった」と振り返る。今季ドイツから復帰したMF猶本光(26)とともに、ピッチで戦う姿勢を見せることが、若手の意識改革の一助となった。

 来年9月にプロのWEリーグが始まるため、トップリーグとして最後のなでしこリーグを制した。09年はアウェーで優勝が決まり、前回14年はホームで敗れて優勝しただけに安藤は「トロフィーを掲げてサポーターと喜べて良かった。これだけのサポーターがいるのは世界に誇れる」と新リーグへ弾みをつける優勝を喜んだ。

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