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学法石川が全国切符、創部25年目で初優勝 聖光学院下す ヘッド弾の倉島「学石の名を知らしめます」

[ 2020年11月7日 18:56 ]

第99回全国高校サッカー選手権福島県2次大会最終日   学法石川3―0聖光学院 ( 2020年11月7日    郡山西部サッカー場 )

<学法石川・聖光学院>創部25年目にして初優勝した学法石川
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 決勝が行われ、学法石川が聖光学院を3―0で破り、創部25年目で初優勝した。1―0の前半19分にFW倉島聡太(3年)が4試合連続となる今大会5ゴール目を決めて、全国切符獲得の立役者となった。全国高校選手権大会は16日に組み合わせ抽選会が行われ、来月31日に東京・駒沢陸上競技場などで開幕する。

 前半6分にMF衣川佳佑(3年)のゴールで先制すると、同19分にはMF渡辺航大(3年)の右クロスにファーサイドへ走り込んだ倉島が頭で合わせた。「試合前に絶対に決めるから俺に出せと言っていました。ドンピシャでした。ごっつあんです」。新チームとなり、聖光学院には4戦4勝。全試合で得点を挙げている“聖光キラー”は、両手を広げてベンチに駆けだした。

 守備陣も健闘。3バックのうち、DF大津平嗣主将(3年)以外の2選手は負傷で途中交代。それでも、GK渡邉駿(3年)のビッグセーブもあり、無失点で切り抜けた。先月31日の準決勝で6連覇していた尚志を1―0で破り、決勝でも3発を叩き込む文句なし初優勝。それでも目指すは全国での勝利だ。倉島は「ゴールを決めて学石の名を知らしめます」と意気込んだ。(近藤 大暉)

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2020年11月7日のニュース