ポルト「背番号10」中島翔哉 今季初アシストでチームを勝利に導く 約7か月半ぶりリーグ戦出場

[ 2020年10月26日 05:30 ]

ポルトガル1部   ポルト1-0ジル・ビセンテ ( 2020年10月24日 )

前半、先制点をアシストし、喜ぶポルトの中島(左手前)
Photo By 共同

 ポルトの日本代表MF中島翔哉(26)が24日、ホームのジル・ビセンテ戦で華麗なアシストをマークし、1―0の勝利に貢献した。今季初先発し、後半34分まで出場。昨季終盤にメンバー外が続き、退団騒動もあった森保ジャパンの前背番号10番が、11月の日本代表オーストリア遠征に向けて調子を上げてきた。

 復活ののろしとなるアシストだった。前半41分、中島はスピードに乗ってペナルティーエリアに進入しながらパスを受ける。右足で相手DFがうかつに飛び込めない位置にトラップすると、そのまま中央にクロスを供給する。低空のボールは味方にドンピシャで合い、この日の両チーム唯一の得点を華麗に演出。ゴールした選手からスパイクを磨かれるようなゴールセレブレーションで祝福された。

 コンセイソン監督は起用した意図を「中島ら創造性にあふれる選手を入れることで、チームに新たなプレーを生み出そうとした」と説明。地元紙ア・ボラは「味方の決勝ゴールをより、容易なものにした」とチームに勝ち点3をもたらした背番号10を称えた。

 昨季終盤はベンチ外が続いた。現地メディアによると、家族への新型コロナウイルスの感染リスクを避けるためなどの理由で5~8月は練習に参加しなかった。7月上旬からはクラブ施設で個別練習を開始したが、新シーズンのチーム練習初日を欠席。それでも今季は21日の欧州チャンピオンズリーグのマンチェスターC戦で公式戦初出場し、この日はリーグ戦で約7カ月半ぶりにプレーし、目に見える結果を残した。

 来月には日本代表のオーストリア遠征が控える。今月のオランダ遠征は不参加で10番をリバプールのMF南野に譲った。森保監督は「まずは所属チームで結果を出して、監督や選手の信頼をつかみ取ってほしい」と話していたが、再び10番を背負うための第一歩をしっかりとしるした。

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