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湘南 6連敗でストップ、今季初の逆転勝ち 石原直Vヘッド 浮嶋監督ホッ

[ 2020年10月18日 18:38 ]

明治安田生命J1第23節   湘南3―2柏 ( 2020年10月18日    BMWス )

<湘南・柏>柏に競り勝ち、感極まる湘南・岡本(左)と笑顔の金子(中央)、舘
Photo By 共同

 湘南が今季初の逆転勝ちで連敗を6でストップした。前半4分にMF岡本拓也(28)が右サイドの角度のないところから決めて先制。一度は逆転されたが、後半33分に途中出場のMF松田天馬(25)がボレーを決めて追いつき、36分には岡本のクロスをFW石原直樹(36)がゴール前で頭で合わせて逆転し、逃げ切った。

 浮嶋敏監督(53)は「最近終了間際で点を取られて負けたり追いつかれることが多かった。失点したときの心構えを確認して入ったので、失点しても弱気にならずにしっかりプレーできた」と振り返る。連敗が止まったことについては「まだ今季は何もなし遂げていない。ここからギアを上げていく」と、ホッとした様子だ。

 これで今季3勝目、Jリーグの年間ワーストの2勝からは上積みできたが依然最下位。ここからが勝負どころ。1得点2アシストの岡本も「長く勝てなくてサポーターに申し訳なかった。勝利を届けられてよかった」と試合後は目を潤ませた。そして「チームに関わる人すべてが苦しかった。次の鳥栖と2試合続くのが、ここが一番大事」と切り替える。この試合がJ1で300試合の石原直も「試合前は点を決めたいと思っていたが試合中は余裕がなかった。いいクロスをあげてくれたので決めるだけだった。この勝利を大事にしたい」と巻き返しを誓った

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2020年10月18日のニュース