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なでしこ 五輪準備に“WE効果” 高倉監督「試合多く組みたい」

[ 2020年10月17日 05:30 ]

オンラインで取材対応するなでしこジャパンの高倉監督
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は16日、なでしこジャパン候補合宿(19~26日、福島・Jヴィレッジ)の参加メンバー23人を発表した。3月の国際親善大会シービリーブス杯(米国)以来の代表活動で、コロナ禍による中断以降の招集は初となる。高倉麻子監督(52)は「活動ができることを本当にうれしく思う」と語った。

 WEリーグの発足が“追い風”となる。国内女子のプロリーグは来秋開幕予定。例年なでしこリーグは3月開幕だっただけに選手は来夏の東京五輪に専念できる時間が増える。高倉監督は「フレキシブルに日程が取れる。試合はなるべく多く組みたい」と、代表の底上げを図る考えを示した。

 今合宿23人中3人は代表初招集。海外組は外れたが、11年のW杯優勝を知るメンバーはFW岩渕、DF鮫島と少なくなった。指揮官は「チームを勝たせる熱を発することができる選手が、このチームには必ず必要。誰が出てくるか」と、かつての澤穂希のようなリーダーの出現を願った。 

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2020年10月17日のニュース