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J2松本 逆転許すも追いつきドロー、阪野が同点弾 柴田監督は「勝ち点3を奪う力が足りない」

[ 2020年10月14日 21:58 ]

明治安田生命J2第26節   松本2―2水戸 ( 2020年10月14日    サンアル )

 J2松本はホームで水戸と2―2で引き分けた。前半にMF杉本のゴールで先制したが後半に2失点。勝ち越しを許した。それでも後半31分にFW阪野豊史(30)が同点弾を奪った。「駆け引きして相手の前で受けるように(ボールを)引き出したところに良いクロスが入った。外さないように意識して打った」と振り返った。

 得意の形でチームを救った。MF山本真の右クロスに飛び込んでの同点弾。今季5得点のうち頭での得点は3点目。チームを敗戦から救ったが、勝ち切れなかったことに阪野は「(後半の入りは)細かい集中で相手が勝っていた。1失点したときに“まだ1―1だ”とポジティブに考えられていれば…。2失点したら厳しい」と悔やんだ。

 前線からのアグレッシブな守備や攻撃の連動性などは徐々に形になってきたが、2戦連続の引き分け。柴田監督は「(2失点後も)頭を上げて向かっていったのが追い付いたところにつながったけど、勝ち点3を奪う力が足りない」と、勝利まであと一歩の部分を突き詰める姿勢を強調した。

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2020年10月14日のニュース