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JリーグとNPB 入場者数の制限緩和要望書 あす8日にも政府に提出へ

[ 2020年9月7日 12:02 ]

Jリーグの村井チェアマン
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 Jリーグは7日、NPB(日本野球機構)と新型コロナ対策連絡会議を実施し、プロ野球と合同であす8日にも現在、上限5000人とされている入場者数の制限緩和の要望書を政府に提出する意向を明らかにした。

 専門家から全国の感染状況は落ち着きつつあるとの分析、報告を受けた。NPBの斉藤コミッショナーは「入場者数の次へのステップを考えて行きたい。入場数の制限緩和の要望書をあすにも政府に提出させて頂けないかと。村井チェアマンとも一致してます」と話した。

 Jリーグの村井チェアマンも「各スタジアムの収容数、形状も異なる。一律基準からもう少し個々で丁寧な基準に移行できるのではと思っています。段階的な緩和をお願いしたい」と話した。上限5000人ではなく各球場、スタジアムの「比率」で制限を定めることなどを要望していく方針という。

 11日には政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」が開催される予定。斉藤コミッショナーは「来年の五輪、パラリンピックのテスト、準備も必要」と語り、来年の東京五輪、パラリンピック開催に向けたモデルケースとしての意義も強調した。Jリーグではあす8日、実行委員会で各クラブ代表の意見もとりまとめる方針という。

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2020年9月7日のニュース